結婚式の謎?その7.リハーサルとは?

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こんにちは、結婚式カメラマンのタニグチです。

 

カメラマンは通常リハーサルにも立ち会い、その様子の撮影もするのですが、リハーサルを撮影する意味としては、

 

挙式中に撮れないアングルでの撮影が出来る。・・・挙式の時は席からしか撮れない会場の場合リハーサルでいろんな角度から撮って、アルバムに挙式シーンの写真として入れる事があります。あと、指輪交換の手のアップなどは本番では無理なのでリハーサルの時にアップを撮ってアルバムに入れます。

 

リハーサルじゃないと撮れない表情を撮る。・・・リハーサルの時は会話をしながらするので、たとえば新婦とお父様が歩く練習をしてるときに「パパ足の出し方が違うよ」とか笑いながらの会話があったり、ベールダウンの練習で早くもお母様が感動して泣いたりとか、色々とリハーサルならではの面白いシーンが撮れます。

 

挙式の段取りの確認。・・・これはカメラマンの方の問題ですが、入場の時はここから撮ろう、指輪交換はここから撮ろう、とかリハーサルを撮りながら考えます。

 

あと、カメラマンからのアドバイスですが、結婚式では新郎新婦は出来るだけゆっくりとした動作の方がなにかと良いと思います。入場、退場、などゆっくりの方が皆さまによく見てもらえます。指輪交換などもあまり早いと素っ気ない感じになります。

 

結婚式の日は王様と女王様になったつもりでいてください。

 

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結婚式カメラマンの謎?その6.親族集合写真とは?

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こんにちは、結婚式カメラマンのタニグチです。

 

私は「持ち込みカメラマン」なのですが、費用を節約するために会場撮影の「六つ切り写真」を頼まない新郎新婦が最近多くなりました。

「結婚式カメラマンの謎?その4.」で六つ切り写真の説明をしましたが、この中の「親族集合写真」の撮影はちょっと注意が必要です。

 

まず、親族集合写真とは親戚とご家族、全員での撮影となります。

(間違いやすい言葉で家族写真というのがありますが、家族写真は親戚の人は入れないでご家族のみ。家族とは親兄弟等です)親族集合写真のばあい、だいたい20人~30人となりますので、撮影するためには広い場所と椅子が必要になります。会場によっては幅の広い階段があり、そこで撮れることもあります。必ず会場担当者に、親族集合写真をスナップカメラマンに撮ってもらいたいのだが、いつ、どこで撮影出来るか?ひな壇を貸してもらえるか?椅子は使えるか?等、ご確認下さい。これは会場によって様々ですので、必ず会場担当者にご確認下さい。

撮影に関しては通常のスナップ写真撮影と同じ機材で撮影します。1眼レフカメラに小型ストロボを装着。となります。

 

あくまでもスナップ写真の撮影ですので、会場で撮影する正式な親族集合写真のようには撮れません。

あと、会場側の六つ切り写真はデータはもらえません。台紙に入った状態での物を買うしかないのです。会場の写真屋は六つ切り写真の増刷が多いと儲かるのでデータは渡さないのです。でも安心してください。スキャナーでスキャンするという方法があります。これで写真データにすればいくらでも焼き増し出来ます。台紙もヨドバシカメラとかで売ってます。

 

色々とありますが、親族集合写真を会場側に頼むか、スナップカメラマンに頼むかを決めていただきたいと思います。

 

なんにしてもせっかくの結婚式ですので、たくさん写真を残しましょう。

 

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結婚式カメラマンの謎?その5.

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こんにちは、結婚式カメラマンのタニグチです。

 

結婚式当日の撮影の説明ですが、お二人のポーズ写真を

撮り終わったら親族控え室に行く事が多いです。

多くのお客様が「親族控え室に行くのに意味があるのか?」と言われるのですか、これが大いにあるのです。挙式前にご家族、ご親戚の皆さまとお会いして話しをされたり記念写真を撮ったりするというのはとても素晴らしい時間です。ここでの記念写真はいくらでも撮りますので、是非、カメラマンに言ってください。

 

カメラマンとしては、ここで、新郎新婦とそれぞれのご家族(ご両親、兄弟)の写真を撮りたいものです。やはりご家族との記念写真は結婚式の記念になりますので、是非撮りたいと思ってます。新郎新婦の方でも、ご両親や兄弟に声をかけて「写真を撮りましょう」と言ってもらえると撮影しやすい雰囲気になります。

 

よくあることなのですが、親族控え室に通された親族の皆さまが妙に緊張して、皆黙っていて、シーンという雰囲気になっている事があります。喋ったとしてもヒソヒソ声だったり。

親族控え室はリラックスしてワイワイと話をしても良い場所ですので、楽しく過ごしてください。

 

結婚式を楽しみましょう。

 

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結婚式カメラマンの謎?その4.

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こんにちは、結婚式カメラマンのタニグチです。

スナップカメラマンが撮るホーズ写真と、会場撮影の六つ切り写真の違いについて、ちょっと説明します。

「六つ切り写真」「三景写真」「型物写真」と呼ばれていて、六つ切りサイズの写真で、親族集合写真。お二人の挙式の衣装のポーズ写真。お二人のお色直しの衣装のポーズ写真。が台紙に入っている物です。この写真は大抵は会場のスタジオや、スタジオがない会場の場合は、どこかに簡易的にスタジオ的な撮影セッティングをして撮影します。写真館での撮影をイメージして下さい。

 

スナップ写真はカメラマンがいろんな場所に移動して、挙式の前から披露宴のお見送り終了まで撮影して、その間にお二人にホーズを付けた写真も撮ります。「六つ切り写真」の場合、撮影する場所と時間が決まっていて、撮影するのは、3カットのみとなります。事前に大型の照明機材のセッティングが出来るので光がきれいに当たった写真が撮れます。集合写真ではひな壇が使えますので一人一人がきれいに並んで撮れます。また、撮影時も大勢のスタッフで撮影しますので、かなりしっかりとした写真を撮影することが出来ます。会場撮影の「六つ切り写真」はスナップ写真と全く違う種類の撮影となりますので、この撮影は会場側に依頼する事をお勧めします。

 

スナップ写真のカメラマンが撮るポーズ写真は、たとえば「この会場の庭がきれいなので庭でツーショット写真を撮りたい」のように、会場のロケーションがいい場所で撮影出来るということろが最大の特徴です。あと、後ろ姿、シルエット、二人のアップ、など様々なバリエーションの撮影も可能です。どちらかというと、イメージ的写真で撮ることが多いです。「こんなポーズの写真を撮ってほしい」などのリクエストはどんどん出してください。

 

あと事前に会場担当者と撮影可能な場所と時間を打ち合わせしておいてくださいね。

カメラマンもツーショットを沢山撮りたいと思ってます。

 

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結婚式カメラマンの謎?その3.

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こんにちは、結婚式カメラマンのタニグチです。

 

結婚式の当日の写真撮影はどんな感じになるか説明します。

 

お二人は基本的には挙式の1時間前から撮影します。ほとんどのケースではこの時間が支度が出来上がる時間となってます。

 

支度する部屋で撮影が可能な場合はその部屋にお邪魔して、支度している様子の写真(口紅を塗る。イヤリングなどを付ける。等)を撮影します。大抵の場合、支度シーンの写真は実際の支度の出来上がり直前か、出来上がってから、口紅を塗っているようなフリをして撮影します。

 

支度部屋にの撮影が出来ない会場もありますので、確認しておいてください。

 

支度部屋を出ると、お二人のツーショットのポーズ写真をお撮りします。(会場側のスタジオでのツーショット写真がある場合はその後にお撮りします)

 

お二人のツーショットポーズスナップ写真ですが、会場内のロケーションの良い場所で撮影しますが、会場によっては「ロビーでの撮影禁止」等、撮影出来ない場所があることがございます。どこで撮影出来るか?どこで撮ってほしいか?何時から何時まで撮影出来るか?を調べておいていただいた方が良いかと思います。

 

挙式前のこの撮影はとても重要です。時々新郎新婦が寝坊したり、支度に時間がかかりすぎたり、など様々な原因で、この二人の撮影時間が短くなることがあります。挙式の衣装でお二人のポーズ写真を撮れるチャンスはここしかないのでしっかりと時間を確保した方が絶対に徳だと思いますよ。

 

せっかくの結婚式なので沢山写真を撮ってもらいましよう。

 

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結婚式カメラマンの謎?その2.

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こんにちは、結婚式カメラマンのタニグチです。

私は20年前くらいから持ち込みカメラマンを始めましたが、その頃は持ち込みにはそれほど厳しくなかったのですが、最近はかなり厳しくなってますね。

 

会場の持ち込みは大きく分けてこのように分類されます。

 

1.持ち込みOKで持ち込み料金無し。

2.持ち込みOKで持ち込み料金有り。

3.持ち込みNGだが列席者の挙式撮影OK。

4.持ち込みNGで列席者の挙式撮影もNG。

 

1~4でどのように持ち込むのかの方法が変わってきますが、まずはご自分の会場が、1~4のどれに当てはまるか知る必要があります。ですので、会場の担当者に持ち込みがどのようになっているのか聞いて下さい。

 

多くのお客様が持ち込みについて聞くと警戒されるかも?と思って聞かないで、ネットなどで調べたりするだけで正確な事が分からない。ということが多いのですが、これでは何も進みません。持ち込みについて聞くのは決して悪いことではありませんので、堂々と聞いて下さい。そして、具体的に持ち込み料金はいくらか?撮影での制限はあるか?等、詳しく聞いて下さい。

 

これらが分からないで曖昧なまま持ち込みをした場合、撮影が出来なかったり、法外な持ち込み料金を請求される等、トラブルになる可能性があります。

 

私の印象ですが、新郎新婦は会場の担当者にかなり遠慮している(警戒?)方が多いみたいです。聞きたいことも聞かない、言いたいことも言わないような感じです。
あくまでも新郎新婦はお客様ですので、質問やリクエストは会場担当者に遠慮しないで言っていただきたいと思います。

 

持ち込み料金無しの会場は少ないので、持ち込み料金有りが一般的ですが、持ち込み料金は3万円~5万円くらいが多いようですね。でも、10万円という会場も結構あったりします。

 

持ち込み料金を払うか、それともゲストとして入って撮影するか?結構悩むところです。

 

ゲストとして入ってもらう事を考えている場合ですが、

会場担当者に聞いてもらいたいこととして。

 

「列席者にカメラを本格的にやっている知り合いがいて(親族とは言わないようにして下さい)その人に本格的に、スナップ写真(ビデオ)を撮ってもらいたい」と聞いていただけないでしょうか?

 

本格的にと言うことは重要で、普通のゲストの人が撮るように携帯などで撮るのでは無く、プロが使うようなカメラで、撮影に集中して本格的に撮ると言うことです。プロカメラマンのような撮り方をすると言うことです。

 

担当者が「いいですよ」ということになった場合、持ち込み料金を払って業者を入れた場合と、ゲスト(実はプロ)として入った場合で、撮影の条件が変わるのかを聞いていただきたいと思います。

 

基本的な確認1.

 

新郎新婦の支度している部屋での撮影は可能か?(他のお客様がいるので撮れないという会場もあります)

挙式前にお二人のポーズ写真を会場の撮影スポットで撮ることは可能か?

親族控え室、親族紹介、リハーサルの撮影は可能か?

挙式の際、動き回っての撮影は可能か?制限のある場合はどのような制限か?

あと、何か撮影における制限は無いか?

 

業者の場合と、ゲストの場合、の違いを聞いて下さい。

 

あと、ゲストの場合料理などの料金はかかりますので、持ち込み料金と比較してどちらが安いか?

 

等々、いろんな事を考慮してどうするか決めてもらえると良いかと思います。

 

なかなか面倒ですが頑張って下さいね。

この先の事ですが、ながくなるのでまた今度掲載しますね。

 

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結婚式カメラマンの謎?その1.

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私はもともと雑誌の撮影をしていたので、結婚式カメラマンというものを知りませんでした。結婚式の撮影をするようになって少しずつ分かってきたのですが、結婚式のカメラマンはカメラマンによって技術の差が極端に大きいと思います。

 

多くの業者はアルバイトやパートを使っています。全くカメラに興味の無い学生や主婦がアルバイトやパートとして応募してきて、彼、彼女らにカメラを持たせて、撮り方を教え、撮影させているケースがかなりあります。

このような撮影はマニュアル化されていて、マニュアル通りにやれば誰でも出来ます。というレベルのものです。最低限撮れているだけの写真しか撮れないカメラマンが多くいます。

 

ただ、もちろん中にはちゃんとカメラマンの勉強をして、しっかりとした腕を持ったカメラマンももちろんいます。

しかし、自分を担当するカメラマンがちゃんとしたカメラマンか、アルバイトかは分からないのが実情です。

 

これは結婚式場でも、持ち込み業者でも同じです。良心的な業者ですと、ちゃんとしたプロカメラマンレベルのカメラマンしか使わないのですが、いい加減な業者だととてもプロとは言えないカメラマンを使っています。

 

私の経営するタニグチスタジオでも多くの結婚式カメラマンを面接したのですが、レベルの低いカメラマンが多いのが実情です。結婚式の撮影は簡単なようで実はとても難しいのです。多くの規制がある中で、めまぐるしく変わる状況に対応する必要があります。

結局今は全部で4人のカメラマンでやってます。皆、しっかりとした技術を持ったプロのカメラマンです。

 

新郎新婦はカメラマンの技術の差を気にしてないかもしれないけど、技術の差はかなり重要な問題なのです。

何にしてもカメラマンはよく吟味して選んでくださいね。

 

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