結婚式カメラマンの謎?その1.
私はもともと雑誌の撮影をしていたので、結婚式カメラマンというものを知りませんでした。結婚式の撮影をするようになって少しずつ分かってきたのですが、結婚式のカメラマンはカメラマンによって技術の差が極端に大きいと思います。
多くの業者はアルバイトやパートを使っています。全くカメラに興味の無い学生や主婦がアルバイトやパートとして応募してきて、彼、彼女らにカメラを持たせて、撮り方を教え、撮影させているケースがかなりあります。
このような撮影はマニュアル化されていて、マニュアル通りにやれば誰でも出来ます。というレベルのものです。最低限撮れているだけの写真しか撮れないカメラマンが多くいます。
ただ、もちろん中にはちゃんとカメラマンの勉強をして、しっかりとした腕を持ったカメラマンももちろんいます。
しかし、自分を担当するカメラマンがちゃんとしたカメラマンか、アルバイトかは分からないのが実情です。
これは結婚式場でも、持ち込み業者でも同じです。良心的な業者ですと、ちゃんとしたプロカメラマンレベルのカメラマンしか使わないのですが、いい加減な業者だととてもプロとは言えないカメラマンを使っています。
私の経営するタニグチスタジオでも多くの結婚式カメラマンを面接したのですが、レベルの低いカメラマンが多いのが実情です。結婚式の撮影は簡単なようで実はとても難しいのです。多くの規制がある中で、めまぐるしく変わる状況に対応する必要があります。
結局今は全部で4人のカメラマンでやってます。皆、しっかりとした技術を持ったプロのカメラマンです。
新郎新婦はカメラマンの技術の差を気にしてないかもしれないけど、技術の差はかなり重要な問題なのです。
何にしてもカメラマンはよく吟味して選んでくださいね。
タニグチスタジオHP